大体いちにち一歩

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私はレズなのか?セクシャリティの定義【LGBT】

私がLGBTの世界に足を踏み入れたのは16歳の時です。それまでは男の子が好きで、女の子ともそう言うことを考えられなくはないけれど特別意識した事もありませんでした。

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16歳の時ネットで知り合った女性を好きになりました。それからは自然と女性を恋愛対象として意識してしまう事が増え、なんだかんだと今に至ります。

 

今日はセクシャリティの定義について、個人的な意見を書いていきたいと思います。

 

 

前述の通り、私は16歳の時まで女性を好きになった事がありません。でも「ノンケ(異性愛者)」だったのかと言われると、頷けません。

小学生の頃、クラスで好きな男の子はいました。でも、それは漠然と「好きかも?」と思う程度の好意。男子に対する恋心よりも、私は昔かしら同性の友達に対する独占欲執着の方が異様でした。

 

大好きな友達って、いつも一人なんです。その子以外は普通程度の気持ちしかありませんでした。

でもその子が自分から離れて行動するのが絶対に嫌でした。登下校も昼休みも放課後もずっと一緒にいたい。私を置いてけぼりにして他の子と遊ぶなんてもっての他です。委員会や掃除当番も必ず一緒になりたかったです、私以外の子と組もうものなら嫉妬で涙が出るほど。とにかく出来れば二人きりでいたかった。

 

大好きな友達から、好きな男の子の話を聞くとなんとなく複雑でした。胸が痛むような、必死にこっちを見て欲しくて沢山特別アピールをしたと思います。

 

それが16歳までのお話です。今思うと、思春期とはいえ少し度が行き過ぎていますよね。もしかしたらその時の私にそういった概念がなかっただけで、私は彼女のことが恋愛的に好きだったのかもしれません。

 

 

死語かもしれませんが「なんちゃってビアン」という言葉があります。その名の通り、自分をレズビアンだと思い込んで女の子と付き合ったり、ファッション的にレズビアンを騙る子たちのことです。

 

私は「なんちゃってビアン」なのかな、と悩んだ時期もありました。

 

16歳まで、本気で男の子を好きになったことはありませんでした。それから16歳になって初めて、辛くなったり泣いたりするほど女性に恋をしました。

でもそのあと、19歳くらいの頃に私はちゃんと男の人も好きになっているんですよね。女の子に何度か恋はしてきたけど、「ほんとは気のせいだったのかな」「好きだと思い込んでいただけなのかな」だとか思ったり。

 

色々悩んだ結果、私は今「バイ」を名乗っています。

 

男も女も恋愛対象です。でも男の人は少し苦手意識があるので、女の子の方が好きになる確率が高い。

「ビアン」の方は「バイ」を嫌います。それは何故なのか、理由は明白です。バイと恋愛をすると、最終的に男の人と結婚しちゃったりするんですよね。バイと恋愛したばっかりに「結婚」「世間体」が別れの理由になることなんてよくあるお話です。これについてはまた別記事で詳しく書きたいです。

 

嫌われ易いので、私は「ビアン」と自称する事が多いです。事実はバイなのだろうけど、やはり出会いの幅がとんでもなく少なくなってしまうので。それだけ「バイセクシャル」はビアンの世界から嫌われます。

 

 

話が逸れましたが、結局セクシャリティなんて自分が「一番近い」と思ったところに属すればいいと思うんです。他人に決められるものでもなければ、診断されるものでもありません。曖昧なら曖昧でいいと思います。ただ「曖昧」を嫌煙する人は沢山いると思いますが。

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